鉄骨を作る工場で働いた体験談(男性)

私は2000年から2010年までの10年間、18から28歳の時でしたが、ビルなどの鉄骨を作る工場で働いていました。高校を卒業して特にしたい仕事が無かったので、高校に求人の来ていた会社に応募し、一番最初に内定をもらった会社がその工場で、社員として入社しました。募集要項には工場の中で溶接や組み立て、罫書きなどを行うと書いてありました。

私が配属された部署は、工場内でクレーンに乗り、鉄骨の材料の板や形鋼などを運んだり機械に設置したりする、運搬の部署でした。普通は8時から17時までの勤務が多いのですが、仕事の山が重なると21時まで残業する日もありました。疲れましたが、ちゃんと残業代が出たのでお金になりました。一度だけ1ヶ月間夜勤をしたことがありました。2交代制で、17時出社で2時まで働きました。その1ヶ月は友達と遊びに行く時間もないほど眠かったのですが、深夜残業代も付きますしお金を遊びで使わないので、お金が貯まりました。

給料は安かったのですが、ボーナスが多く、高校時代の友人と比べてみても、低い給料ではありませんでした。社員食堂があり、暖かくて美味しい昼食が社員補助で100円で食べれるのが、友人からは羨ましがられました。味も美味しく、定食やカレーやラーメン、うどんなどが選べたので、工場に来る下請けさんも良く食べに来ていました。

運搬の部署には15人ほどいたのですが、50歳の班長が一番偉く、仕事を割り振っていました。60歳のベテランもいましたが、残業は全くせず毎日17時に帰る生活をしていました。私はまだ若かったのでよく残業をしていました。クレーンを操縦するのは座ったままの仕事なので、さほど重労働ではありませんでした。

土日はしっかりと休めたのですが、たまに土曜日出社の時もあり、その時には疲れがたまってしまって辛かったです。もちろんその時は残業代が付くので、そのお金で焼肉を食べに行ったりしました。

部署は皆仲が良く、隣のクレーンに乗る先輩も面倒見が良く手順を教えてくれたり、危ない時は注意してくれたりしてくれたので助かりました。場内にはいろいろ面白い人がいて、話していて楽しかったです。

毎年暑気払いと忘年会は必ずあり、その日は17時より早めに切り上げて飲み会の準備などをしました。食べるのが好きな先輩がいて、美味しい煮物やおでんなどを作ってきてくれたり、みんなでへべれけになり盛り上がったりして、とても楽しかった思い出です。



  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です