化粧品メーカーの工場で働いた女性の話

私が働いていてのは、化粧品メーカーの工場でした。期間は2012年8月から2013年の8月までの一年間です。何か不満があって辞めたわけではないのですが、工場を閉鎖し、他県の工場に移転するということになってしまい、やむなく会社都合での退職という形で辞めることになりました。

工場の中では様々な化粧品を生産していて、パウダー系や、化粧品などの瓶系、アイラインなどのペンタイプのものなど、製品によってブースが分かれていました。私が働いていたのはチューブ商品のブースで、洗顔クリームや、ヘア用のコンディショナー、リップクリームなど、チューブに入っているものは大きいものから小さなものまでいろいろ生産していました。ラインの初めに機械があり、そこでチューブに中身を注入していきます。その後30メートルくらいのラインにチューブが流れていき、検品する人、箱に入れる人、説明書を同封する人、出荷用の箱に入れる人、パレットに積んでいく人…という感じでライン作業が進んでいきます。検品をする人は真剣な表情で仕事をしていましたが、それ以外の人はけっこう単純作業なので、慣れれば楽な仕事だったと思います。

工場内にはそのメーカーの社員さんはごく少数で、多くは下請け企業の人たちが働いていました。私も、下請け企業の所属だったので、お給料はそこからもらっていました。機械のオペレーターさんなどは男性でしたが、作業している人の8割くらいは女性だったと思います。朝の8時半から作業が始まり、休憩時間以外はずっと機械が動き続けています。その日に納品しなければいけない数が決まっているので、それが終わるまでは残業ということもしばしばでした。大体は16時か17時くらいには作業が終わるのですが、まれに20時くらいまで続くこともあります。定時は17時と決まっているので、それ以降の作業は残業できるかどうか、自分で決めることができます。忙しい時期は、朝番と夜番に分かれ、朝の6時から夜の22時まで機械を動かし続けることもあったそうですが、私が働いていた期間中にはそういうことはありませんでした。

働いていてよかったなと思うことは、工場で生産している商品を安く買えたことです。メーカー社員は3割引き、関連企業の社員は2割引きで購入することができ、支払いはお給料からの天引きというシステムでした。デパートなどでけっこう高額に販売されている商品もあるので、社員割引はけっこうおいしかったと思います。母や友人からも頼まれたりして、何度か購入しました。

給料は時給900円でした。家から徒歩10分という好立地でしたし、作業自体も難しいものではないので、まぁ妥当な金額だったかなと思います。週に3日働いていましたが、忙しい時期と暇な時期の差が激しいので、お給料もその月によってまちまちで、少ない月は6万くらい多いときは12万くらいでした。

最後に社員食堂に関してですが、工場に隣接した大きな社員食堂があり、かなり安く食事ができました。ラーメンが250円、カレーが170円などでした。日替わりランチも350円くらいで、けっこう豪華な定食が食べられました。横に売店もあって、そこで雑誌や文房具、お弁当などちょっとしたものも売っていました。

人間関係も良好で、設備や待遇もよかったので、気持ちよく働けていたと思います。


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