愛知で溶接作業補助をした期間工体験談

もう10年前になりますが、29歳のころに1年半ほどの間、愛知県で期間工を勤めていました。仕事の内容は、溶接部分の状態確認作業補助や、工場内の車両や物資運搬車両の運転です。溶接作業補助については、とても重要な作業であったこともあり、メインの部分は熟練技能者が作業を行い、その作業員の指示により必要な道具を揃えたり、関係者との連絡調整をしたりしていました。

車両運転については、私が大型免許を持っていることもあり、どうしても人手が足りない時に、大型車両の運転も行っていました。

給料については契約内容の通りでしたので、不満や疑問点などは一切なく、自分が想定したペースで稼ぐことができました。残業はほとんどありませんでした。そのため、自分の時間を計画的に利用することができたので、めりはりのある生活を送ることができました。

住居に関しては、賃貸のアパートを借りて住んでいました。プライベートで定期的に用事がある場所の近くを選んだため、勤務地から少し離れた場所ではありましたが、車通勤ができたため全く不便はありませんでした。ただ、駐車場が少し遠かったですが、それは仕方ないことですね。

職場では私よりもずっと年上の熟練工から専門学校卒の新人まで、幅広い世代の方が働いていました。それぞれ出身地が異なる方が多く、それまでの生活環境なども全く違う人の集まりでしたが、そういった人たちが同じ作業に従事していることで、逆にそれぞれを気遣うような雰囲気が生まれているように思いました。私のように、ある期間だけ従事するような人もたくさんいると思うので、そういった人とより良い労働環境と作業結果を実現するために、お互いが思いやることが絶対に必要だと分かっている方ばかりだったと思います。年齢と経験年数が一致しないため、人間関係でやりにくさを感じる方もいるそうですが、私はそういったことはありませんでした。

とはいえ、当然のことですが、決して簡単で楽な仕事ばかりな訳ではありません。場合によっては自分のミスが車1台を不良品としてしまい、事故につながったりするかもしれないと思ったこともあります。そのため、どんな些細な仕事であっても、今この作業を完璧にこなすことが必要なことなんだという認識をしっかり持っていないと、責任ある仕事はできないと思いました。

自動車産業は非常に成熟しており、作業工程なども綿密に決められています。そんな中でも、期間工である自分と同じような方々の仕事ひとつひとつがなければ成り立たないんだと思うと、とてもやりがいと楽しみが持てる仕事だと思いました。



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